2026年3月の開業に向けて建設が進む再開発ビル「大井町トラックス」の店舗情報などをまとめます。

大井町トラックス再開発とは

場所

大井町駅の北側、JRの車両工場や品川区役所がある側の再開発プロジェクトです。東急線の北側、大井町駅(東急)から品川区役所前の交差点近くまでのエリアです。

これまでスポーツ施設や劇団四季の劇場などに利用されてきた敷地が再開発により生まれ変わります。

東急線の改札を出て左手、JRの改札との間に再開発エリアへの出入り口が新たに設けられる予定です。

建物の構成

A-1街区
宿泊・住宅機能棟
HOTEL & RESIDENCE TOWER
A-1街区
業務機能棟
BUSINESS TOWER
A-2街区
高さ115m122m27m
建物構造地上26・地下3階地上23・地下4階地上2・地下2階

A-2街区は現在の品川区役所側、宿泊・住宅機能棟がヨーカドーの向かいに、業務棟がその中間に配置されます。

宿泊・住宅棟の高層階は272戸の賃貸マンション(サービスレジデンス含む)として、業務機能棟の高層階はオフィスとして整備される計画です。

オープン予定

2025年度末竣工・開業発表されています。2026年春にオープンすることになりそうです。

店舗テナント情報

現在判明している広町地区開発エリアにオープン予定の店舗一覧を現時点での公開情報をもとにまとめます。情報は随時更新予定です。

主要テナント

業種備考
HOTEL METROPOLITAN OIMACHI TRACKS TOKYOJR東系の日本ホテルが運営
ホテル・住宅棟6~13階に客室
最上階26階にルーフトップバー
オークウッド大井町トラックス東京サービスレジデンス
ホテル・住宅棟14~25階 194戸
スパ・サウナホテル・住宅棟4階
TOHOシネマズ大井町映画館 オフィス棟2~5階
牧田総合病院健診センター医療施設 オフィス棟5階
商業施設1階から5階に80店舗

商業施設はJR東系のアトレが運営会社として公表されているので、アトレ的な店舗がオープンするのではないでしょうか。

ホテルはJR東系の日本ホテルが運営するホテルメトロポリタンがオープンします。ホテル・住宅棟の中低層・高層フロアを占めます。再開発資料には「地域の皆さまにもご利用頂きやすいレストランやラウンジを備えた」「屋上には都心の夜景や隣接する車両基地の壮観な車列も一望できるルーフトップバーを設けます」とあります。

また、ホテル・住宅棟の中高層階にはJR 東日本グループ初のサービスレジデンス「オークウッド大井町トラックス東京」がオープンします。サービスレジデンスは家具やキッチンなどが付いた、ホテルと賃貸住宅の中間のようなサービスです。

商業の面積は約2.1万平方メートルとされています(ホテルやオフィス部分は別カウント) 営業面積5.5万平方メートル・約170店舗の二子玉川ライズ・ショッピングセンターの半分程度の規模とイメージするとよいと思います。商業施設の規模としては碑文谷イオン(ダイエー)と同等のサイズ感(延床2.6万・商業施設面積1.5万平方メートル)です。