「ムサコ」と略されることが多い武蔵小山と隣接する西小山。では西小山の略称は何なのか、住民アンケートの結果も交えて解説します。

Twitterで聞いてみた結果

ツイッターでアンケートを取ってみました。603票の投票をいただいています(ご協力ありがとうございます)

この結果によると「略さない」という方が最も多く、次いで「ニシコ」が多い結果となりました。略称としては「ニシコ」が定着している感があると言えます。

地域における略称の使われ方は?

地域で生活をしていて感じる、地域内での略称の使われ方をまとめます。

あまり略されていない

投票結果からもわかるとおり、略さない方が多いように思います。武蔵小山に対する「ムサコ」呼びは会話の中で耳にしたことが何度もありますが、西小山を会話の中で略している場面に遭遇したことが私はまだ一度も無いです。

略さず西小山、あるいは武蔵小山も含めて「小山」「目黒本町」などと呼ぶことが多いように思います(西小山と武蔵小山は境界線が曖昧でほぼ一体)

目黒線地下化直前の西小山(2006年6月)

「ニシコ」が使われている事例

略称が全く使われていないかというと、そういうわけでもありません。

例えば小山五郵便局近くに以前、「西小(にしこ)モータース」という自動車整備工場がありました(2017年頃に閉業) このようにニシコが使われている例も全く無いというわけでもないです。

ちなみに西国分寺のご当地ゆるキャラとして「にしこくん」というものが存在しますが、西国分寺の略称は「にしこく」が一般的のようです。

「二コマ」が使われている事例

西小山駅を出て右側、目黒区側に伸びる商店街は「にこま通り」と呼ばれており、地域でもその名は定着しています。

商店街のゆるキャラも「にこまちゃん」という名称で存在しており、「二コマ」呼びを全面にプッシュする姿勢が見て取れます。

変わりゆく西小山

西小山駅前では現在、9階建て・約110戸のパークホームズ西小山が建設中です。お隣の武蔵小山と同様に西小山でも再開発が行われています。

平成後期頃から立会道路沿いなどにおしゃれなカフェや洋菓子店、西小山クラフトビレッジなども相次いで開業・定着しており平成中期以前のような猥雑なイメージのある街から、洗練されたおしゃれな雰囲気を併せ持つ街へと変貌を遂げようとしています。

こうした変化の中で、住民の新陳代謝もありながら街の呼び方も今後、徐々に変わっていくのではないでしょうか。