2023年に武蔵小山周辺で起きた主な出来事を振り返ります。

1月

パルム商店街内のビルで火災

パルム商店街内のSDビルで火災が発生、その影響でビル内で営業していたテナントが閉店や休業を余儀なくされました。ビルで営業していたJTB(旅行代理店)とアピナ(ゲームセンター)、「くいしんぼ」(ステーキ)は閉店を発表、「梅丘すしの美登利」は当面の間休業とされており、2023年12月現在再開していません。

3月

羽田空港行きリムジンバスが開設

武蔵小山駅前ロータリーから羽田空港に向かうバス路線が開設されました(3月1日運行開始)

1日2往復と運行本数は少ないものの、誰も予想できなかった事態に驚きの声がひろがりました。足元では利用客数はあまり多くはないようですが、利用した人からは「便利だった」という声があがっています。

関連記事:東急バスが武蔵小山駅-羽田空港リムジンバスの開設発表

高輪ゲートウェイ・大井町行き路線バス開設

武蔵小山から大井町駅、高輪ゲートウェイ駅を結ぶ「井50・51」が運行を開始しました(3月1日)

大井町行きのバス路線開設を求める声は以前からあり、また26号線(都道420号線)の大崎高校~下神明区間の開通にあわせて武蔵小山と大井町を結ぶバス路線の開設に向けた動きは以前からありましたが、高輪ゲートウェイまでを結ぶ路線という形で実現したことに驚きの声がひろがりました。

11月からは路線開設当初通過していた大井町→武蔵小山方面に平塚橋バス停が追加され、小幅なアップデートも行われています。

関連記事:武蔵小山から大井町・高輪ゲートウェイ行路線バスが新設へ

くら寿司がオープン

「かなめのもりビル」の2階にくら寿司がオープンしました。同じビルの成城石井、ニトリは2022年12月にオープンしています。

待望の大手回転寿司チェーンということもあり、歓迎の声が多く聞かれました。

関連記事:くら寿司が武蔵小山にオープン

目黒線と相鉄線の相互乗り入れが開始

2023年3月18日から、相鉄線と東急目黒線の相互乗り入れが開始しました。武蔵小山から相鉄線の海老名まで乗換なしで行くことが出来ます。

相鉄線との相互乗り入れ開始にあわせて、東急新横浜線も開業。新横浜にも乗換なしでアクセス出来るようになりました。新横浜線開業以前から、実は武蔵小山から東海道新幹線を利用する際に品川経由よりも新横浜経由の方が「速くて安い」状況にありましたが、新横浜線の開業したことで新横浜経由がより便利になりました。

関連記事:武蔵小山から東海道新幹線を利用するなら新横浜経由が速い・安い

6月

中島水産(中與商店)がオープン

2022年2月に惜しまれながらも閉店したTSUTAYAの跡(パルム会館となり)に中島水産の中與商店(なかよしょうてん)がオープンしました。

デパ地下を中心に店を構える中島水産が武蔵小山上陸には意外性があり、また売り場面積が広い鮮魚店ということもありオープンから日が経っても多くのお客さんで賑わっています。店内では鮮魚のほか、お弁当や海鮮丼、寿司なども売られています。

関連記事:中島水産「中與商店」が武蔵小山にオープン

7月

ペッパーランチがオープン

以前はダイソーがあった場所に建った新築ビルの1階に、ペッパーランチがオープンしました。

気軽に利用できるステーキチェーンということで歓迎の声がひろがりました。

関連記事:武蔵小山にペッパーランチがオープン

9月

小山両社祭の祭礼が4年ぶりに開催

コロナ禍で中断されていた小山両社祭の神輿連合渡御や露店の出店が4年ぶりに行われ、街に賑わいが戻りました。

なお、本年は小山八幡神社の境内工事のため小山八幡神社での露店の出店は行われませんでした。

関連記事:小山両社祭が4年ぶりに開催 2023年

11月

林試の森公園に新たな出入り口が開設

林試の森公園の北西側に新たな出入り口が開設されました。既存のものと比べて車椅子などでも出入りしやすく、また幅の広いなだらかなスロープも設けられています。

林試の森公園では今後も更に大規模な変更が予定されており、公園の拡張(2.18ha)や隣接地に障害者支援施設などが設けられる計画です。

参考:小山台住宅等跡地における福祉施設等整備計画説明会(品川区 PDF)

その他

その他の出来事をまとめます。

その他2023年に起きた出来事

  • 小山八幡神社境内改修工事開始
  • 大戸屋が閉店(8月)
  • 天陽堂が閉店(4月)

2024年の武蔵小山は?

「小山三丁目第 1 地区」の再開発が本格的に動き始めます。すき家、コクミンドラッグやダイソーが営業しているエリアです。2024年から徐々に店舗等の移転や閉店が始まるようです(解体は25年度から、完成は2030年度予定)

既に完成しているパークシティ武蔵小山(0.9ha、住宅624戸)を上回る、1.4ha・850戸の大規模な再開発計画です。パルム商店街を挟んで、2棟の建物が建設される計画です。北側、ダイソーや吉野家があるエリアには高さ20mの低層マンションが、南側のコクミンドラッグやすき家があるエリアには145mのタワーマンションが建設されます。建物の高さはパークシティのタワーとレジデンスと同程度の高さです。

完成するまでの5年間は不便な状況が続くことが予想されますが、完成するとパルム商店街に面した2階部分にも通路と店舗が設けられ、ますます便利な街へと変貌します。

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